2007年08月25日

ニューヨーク布屋めぐり5

P5150028.JPG さて、8番街を超えて9番街と10番街、38丁目と39丁目のあいだには、ミシン屋さんがいくつかあります。JUKIのステッカーが日本人として、誇らしいです(笑)
 そういえば、こちらのクリーニング屋はミシンを備えていて、ちょっとした直しをやってくれるところが多いのですが、そのミシンも圧倒的にJUKIの工業用でした。

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 どのミシン屋も構えが古い。こんなふうに、押さえを自慢気に並べていたりして。
 それにしても、これ、ミシンマニアじゃないと、何が面白いか全然わからないでしょうね。釣り道楽の「ルアー」「フライ」みたいなものかな?


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 ミシン屋の1軒に入って聞いてみました。このあたりのミシン屋は、「工業用」「家庭用」「新品」「中古」全然分けてなくて、渾然一体、中古車屋のガレージみたいに(笑)なっています。
 工業用ミシンが1000ドルぐらいといってたから、あまりや少ないかな。
「写真撮らせて」と頼んだら、かなり変な顔された。そんな観光客、いないか、やっぱり。

 ところで…。8月25日になってから気がついた。どうしてMcCALL 社を訪ねなかったんだろう!!(vogue もMcCALLがやってる)

 あー。もう一度行きたい。最近、とてもニューヨークに行きたい。恋しいです。
posted by 石とも at 17:38| Comment(0) | ニューヨーク布屋めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク布屋めぐり4

P5150025.JPG私が一番気に入った、韓国系の副資材店。写真をアップにすると、感じと、ハングルと、英語で、「糸」と書いてある看板が見えると思います(中国語では「糸」じゃなくて「線」なんですね!)。8番街、39丁目にあります。糸、肩パッド、便利な道具がいっぱいで、日暮里の「やまよ」みたいな感じです。
 あ、はさみは「庄三郎」でしたよ! 世界の庄三郎。

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 ここで、直角定規(5ドル)と、ヘム定規(9ドル)を買いました。直角定規は、日本で売られているL型定規より小ぶりで使いやすそう。ヘム定規は、インチとセンチメーターで目盛りが入っています。

P5150027.JPG おお〜〜、やっとニューヨークっぽくなってきました。8番街を、通り過ぎる車をものともせず、台車を運ぶおっさんたち。
 この通りでは、普通の車より台車がエライ。あと、FEDEXやUPS(日本で言えば佐川急便、ヤマト運輸)のトラックもがんがん走ったり駐車しています。

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 世界のYKK.なぜか誇らしい(笑)

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 このお店は本当に素敵だったです。38丁目だったと思います。
 この日の夕方、アメリカン・バレエ・シアターのオープニング・ガラを見に行ったのですが、そこで、スポンサーと思われる女性たち(ブラックタイのエスコートつき)が着ているローブ・デコルテ(夜会服=正式には襟をさげてデコルテを見せるのは夜だけなので、このようにいう)は、きっと、「このお店の布で作ってるんだろうなあ」って感じでした。
 日本人でも着物は呉服屋さんに頼んで仕立ててもらうように、アメリカとかヨーロッパには、特別な場合に備えての個人独立系のドレスメーカーさんがたくさんいるんですね。そういう職業がちゃんと成り立つのって、ちょっとうらやましい。

 ちなみに、そのローブ・デコルテって、たしかに布はすごいんだけど、型紙は結構原始的というか…。あれ、絶対vogue とかsimplicityで作ってると思うんですよ。
 ああいう型紙でざっくり作って、その代わり、フィッティングの技術で綿密に合わせてるじゃないかな?







posted by 石とも at 17:04| Comment(0) | ニューヨーク布屋めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク布屋めぐり3

 おさらいです。ニューヨークの観光の中心、タイムズスクエアといえば、7番街(7th Ave.)42丁目(42nd st.)のことです。

 NYの「日暮里と日本橋」を足したような布屋街は、8番街と9番街の、38丁目と39丁目のあいだに密集しています。誰でもわかる場所なので、ぜひ行ってみてください。

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 7番街の40丁目あたりにも、ビルの2階に大きな布屋が二つあります。

 B&J fabrics
525 Seventh Avenye 2nd fl. NYC NY 10018

TEL 212-354-8150
FAX 212-869-0142
bandj@bandjfabrics.com
http://www.bandjfabrics.com
mon-fri 8oo- 845
saturday 900-445



Rosen & Chadick Fabrics
561 seventh Avenue
(corner 40th street)
2nd & 3 rd floor
New York, NY 10018
TEL 212-869-0142
FAX 212-730-5865
http://www.rosenandchadickfabrics.com

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 やっと、ニューヨークの布屋だって信じてもらえるような写真が出てきました(笑)。8番街39丁目にあった布屋さん。

 前にも書いたのですが、もちろんコットンとかも売ってるのですが、目に付いたのは、圧倒的に、レースのような、高級な素材の店。
 ショービズの聖地、ブロードウェイの裏側、そして、世界の資本主義者たちの聖地ということもあって、ここで布を買って服を作る人たちは、オーダーで一点ものを作ってるんだと思います。それを着ていく場所があるのがニューヨーク。ウィンドウは古臭いけど、布はふるいつきたくなるほど素敵。ものすごい目の保養になりました。
 

 なお、上記二つの7番街の店は、東京でいえばTOAみたいな感じで、シャツ地のコットン、スカートやパンツにできそうな使い安いウールからすてきなシルクもたくさんあります。時間がない人には上記二つがおすすめです。

 
posted by 石とも at 16:41| Comment(0) | ニューヨーク布屋めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク布屋めぐり2

 どうしてこんなに更新が遅れてしまったかというと…

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 だってさー、これじゃあ、ニューヨークに行ったのかなんなのか、わからじゃないですか。
 お店の人に黙って撮ったので、お店の人に「写真を撮らせて」っていえなかったんですよね…

 それからね、この、38~39th st、8~9th avenueの布屋は、高い。トマトみたいのは見つけられなかった。
 コットンもあるんだけど、みんな9$/yard ぐらいしてた。おまけに、「これ、日本では絶対買えない!」っていうのは、あまりなかった。日本(東京)の、布って、すごいのだ。
 だから、「さあ、ニューヨークまで布買いに行きましょう! 来年はツアーを組みましょう!」って感じでもないのよね。

 でもねえ。じゃあ、なんで私は行ってしまったのよ。なんでわくわくしてしまったのよ(笑)。
 布屋めぐりの楽しみは、世界共通です。
 もしも、ニューヨークに行ったら、ぜひ行ってみてくださいね。

 ちなみに、もっと南(ダウンタウン)の方にも布屋街があるというウワサなのですが、私は今回はたどりつけませんでした…
 
 では、次回に続く。
posted by 石とも at 16:18| Comment(0) | ニューヨーク布屋めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

ニューヨーク布屋めぐり1

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 ここがいわゆる「タイムズ・スクエア」。ニューヨークがTV中継されるときなど必ず映される、例えば渋谷109のようなところです(「スクエア」といっても場所の名前で、広場があるわけではありません)
 観光の中心でもあり、私もここから2階建てバスに乗りました。まさかその2分後に布屋を発見するとは思わずに。

rosenchadick1.JPG

 そうなんです。2階建てバスに乗ったから気がついたのです。【何回か歩いて前を通っていたのに、まったくわからなかった)その大きな布屋は、ビルの2階と3階にありました。さきほどのタイムズスクエアから、わずか100メートル、7th avenue ぞいです。

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 7th avenue ぞいに、もう一つあります。中身は明日。

garmentdistrict.JPG
 実はこのへんは、「ガーメント・ディスクリクト」といって、原宿と日本橋を兼ねたようなファッション街なのです。ビルの中にアパレルの企画室がいっぱい入っているのが見えます。これも2階建てバスに乗らないと気がつかなかったのですが、ボタンに針を刺している大きなモニュメントがあります。
 このモニュメントの向かいが、「パーソンズ・アカデミー」です。

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 ラルフ・ローレンを初め、NYコレクションで活躍するデザイナー達から寄贈された「仕立て職人の像」。座っている人の大きさと比べてください。

posted by 石とも at 13:34| Comment(2) | ニューヨーク布屋めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

ウールチェック キャミソールドレス

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 明日から長期でアメリカに行ってきます。その飛行機の中で着るために作ったドレスです。
 とってもラクチンそうでしょう? しかもこれ、またまたイデムでいただいた布で、たぶん、カシミアの入った布で、めちゃめちゃ肌触りがいいのです。バイアス使いなので、身体になじむし。

 この作品も含めて、一気にworksのファイルを更新しました。こちらからご覧くださいね。

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posted by 石とも at 17:48| Comment(2) | その他作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月31日

無印の道具箱ワゴン

wagon.jpg先日、gingham star のwee さんの猫背日記で、衝撃的なものを見ました。それは、無印のストッカーを重ねて道具箱を作る…ところまでは誰でも思いつくと思うのですが、一番上のふたを「ぱっかり」はずしてワゴンにしている! これは使いやすそう! 自分がもっているやつは、ふたがはずれないタイプのものだったので(そう気がつくまでの私の奮闘振りは、彼女のブログのこちらのコメントらんを見てください)、weeさんとおそろいのを買いに行ってしまいました。

 weeさんは4段ですが、私は3段。置き場所の点から考えて、この高さで気に入っています。ミシンの上に乗っかっていたものが全部ここに納まって、すっきりしました。(ミシンの紹介も、そのうちします)
 今まで使っていた棚は放出か? と思ったんですが、結局こんな感じ。まだちゃんと整理していないのですが、この幅じゃないと入らないものも結構あるんですよねー。
 それしても、洋裁道具って、ほんと、場所とりますねー。自分の洋服置き場よりよっぽど場所をとっていることに気がついて、ちょっと愕然…。
posted by 石とも at 01:02| Comment(2) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

卒業制作・ダブルドレス

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 パターン学校ドレーピング科の卒業制作として縫ったドレスです。
 黒いワンピースは、2006年春夏のエルメスのコレクションからとりました。自分で作るテーマとして「普段着られる、エレガントなもの」というふうに決めていて、写真を見て、速攻で気に入りました。
 本物はシルクジョーゼットかなんかでできているのですが(お値段のことをいってはなんですが、本物のお値段はひゃくななまんえん、だそうな)、これはポリエステルを使っていますので、気軽に着られます。

 しかし! デザインが気楽ではなかった。というのも、私が見た雑誌の写真では気がつかなかったのですが、このドレスは、前中心は突合せで、とめ具が何もついていない、つまり、中ががばっと見えちゃうわけ。パリコレの写真を見たら、なんとモデルはおっぱいもパンツも丸見えでランウェイを歩いていた…(どうしてこういう服が存在するのだろう…。どうしてひゃくななまんえんなんだろう…)

 先生に「自分のデザインなんだから、前に持ち出しつけてループかなんかで止めたら?」といわれたんですが、服というのは、自分で好きな形が作れるようになると、非実用性に懲りたくなるのです。デザインはそのまま推し進めました。

 そして、中に着る、キャミドレスも作りました。これは、リュー・ド・リューで買ったドレスを丈だけ買えてコピーしています。布はイデムでいただいた布を使いました。表示がないのですが、麻・絹・ウールの混紡な気がする。バイアス使いです。
 このキャミドレスは既製品もとても気に入っていて、コピーできたらいいなあと考えていました。肩紐を入れなければ2パーツで空きなしということもあって、かなり簡単にできました。

 卒業制作というのは、「このときしか作れない、1回しか着られない」服を作る人も多かったのですが、私は、アウタードレスでは1点物を作り、インナードレスでは、「何度でもそのパターンで作りたくなる」マスターパターンを、作ることができました。

着用写真。chakuyo1.jpgchakuyo2.jpg  
posted by 石とも at 01:19| Comment(6) | その他作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

プロのパタンナーの仕事を見て

 ドレーピング科のメンバーで、現役のパタンナーとして活躍している人がひとりいました。これがもう、仕事が速いのだ! 卒業制作までは、ドレーピングの後、そこからせいぜい紙に写して両身で組み立て、というところまでだったので、縫い代をつけて最終パターンに起こすところまで、たっぷり見せてもらいました。私が今後アパレルに就職、ということはちょっと考えられないので、これは最初で最後の貴重な機会かもしれません。

 彼女の作業で感心したのは、作業内容をこれでもか! とばかりパターンに書き込んでいることです。この作業の大切さについては、以前にも投稿したことがありますが、こちら  自宅で家庭用ミシンで縫うんだからカバーロックなんかかけられないのに、裾に2重ステッチを点線で書き込んでいたりします。
「面倒くさくない?」と聞いたら、彼女にとっては、「線をひく」という作業が楽しくて、つい手が動いちゃうんだそうです。作業工も、書き込むのが楽しくて、たとえばシャープペンで紙にかりかり書き込むのが楽しくて、夢中になってしまうらしい。
 もちろん彼女も服が出来上がることが楽しいけど、同時に、「パターン製作」を一種の「ペーパークラフト」としてとらえているようです。

 「そうか、その作業に快感を見出してるんだ」ということがわかったら、うまくいくパターン製作の「違いをもたらす違い」が見えた気がしました。
 実は、私、今、手書きで原稿を書いています。パイロットの万年筆でLIFEの原稿用紙に書いているんですが、これが、手の感覚が気持ちよくてどんどん書いてしまうんです。この感覚が他に転用された、と考えると、すごく分かる気がしました。

 卒業制作のアンダーキャミドレスは、バイアス仕立てです。バイアスの場合は、両身でパターンを作ったほうが狂いがない、ということも、先生に習いました。

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posted by 石とも at 23:44| パターンメイキング・補正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

ドレーピング科、皆勤で修了!

 昨日が、ドレーピング科の夜間の最後の授業でした。前期は5人、後期は4人の生徒のうち、皆勤は私だけなのだ。昨年の卒業式で皆勤賞と優秀賞があることを知り、優秀賞はまあ仕方ないとして、皆勤賞だけはもらおう、と密かに狙っていたのでした。卒業式に製図用シャープがもらえます。運動会の一等賞みたいだ(笑)。

 最初の頃は、手にくせがあったみたいで(指でこねて伸ばしてしまう)、ドレーピングしたものをボディからはずしてみると、前身ごろと後ろ身頃で必ず寸法があってなくて、ちょっと泣きべそでした。
 しかし、いつのまにかそのくせもとれたらしい…。今回のワンピースは、前身ごろ、後ろ身頃、ラグランの袖つけなど、後から測ってみても、ずれてもせいぜい1ミリ。定規で測ってびたっとあっていたのは、感激しましたねー。

 立体裁断は、身体が覚えるものだけど、だからといって頭を使わない、ということでもない。でも、人間って、「右脳人間」とか「左脳人間」なんてなくて、みんな両方使っているんですってね(当たり前だ)。立体裁断は、ほんとにそのことを実感できる仕事です。

 4人のメンバーは年齢も性別も(男性が一人、前期は二人だった)現在の職業も違うし、きっと、もう会うこともなくなっていく人たちだと思うけど、1年間頑張ったよねー、と、最後はちょっとしみじみしてしまいました。

 とかしみじみしている場合ではないぞ! 23日が卒業式です。縫うぞ〜。

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posted by 石とも at 17:57| Comment(0) | ソーイング日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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